この記事は、「コンビニ飯は危険だ…」と耳にしてしまい、不安を感じている方へ向けて書いています。
コンビニ食って「危険」だとか、「健康に良くない」なんて話、よく聞きませんか?
その理由は「食品添加物」なんですよね。
でも、食品添加物ってそんなに体に悪いんでしょうか?
もし本当にそうなら…今のご時世、超大手の企業がそんなもの食品に入れますかね??
結論から言いますと「コンビニ飯の食品添加物はそれほど危険ではない」です。
ただし、毎日の食生活がコンビニ食中心になってしまうと、別の理由で危険になりかねないこともあります。
ですから、この記事を最後まで読んで、正しいコンビニ飯との付き合い方を覚えていって下さい!
コンビニ食が危険だと言われる理由とは?
食品添加物の使用目的と安全性について
コンビニ食が危険なのは、食品添加物よりも別の理由にある!
コンビニ食は一人暮らしには必須!上手に付き合う方法
「コンビニ食は本当に危ないの?」「一人暮らしでコンビニに頼るしかないんだけど…」こんなお悩みに対して、僕自身の長い一人暮らしの経験を活かしてお答えしていきます!
この記事を書いている僕は、15年以上の一人暮らしを経験があります。
ですから、コンビニ食は嫌というほど食べてきています…。
長い一人暮らし生活で最も苦労した「食事の問題」について、役に立つ情報を発信していきます。
コンビニ食が危険だと言われる理由
冒頭でも書きましたが、これはやはり「食品添加物」に対する誤認識と思い込みからきています。
小さい頃から「添加物は良くない」って聞かされてきました。
でも、具体的にはどう危ないのかは知らないですし、いま現在、どういう基準で食品添加物が使われているかも分かりませんよね?
食品添加物の使用条件に関して
食品添加物は、なんでもかんでも使用して良いというわけでは無いそうです。
ざっくり説明すると、下のような感じです。
- 厚生労働大臣が指定した物
- 長い間安全に使用されてきた物
- 通常は食品として使われる物(果汁など)
ちゃんと安全性が確認されている物のみを使用が許されているということですね!
【使用できる食品添加物】
使用できる食品添加物は、原則として厚生労働大臣が指定したものだけです。これは、天然物であるかどうかに関わりません。例外的に、指定を受けずに使用できるのは、既存添加物、天然香料、一般飲食物添加物だけです(Q2参照)。未指定の添加物を製造、輸入、使用、販売等することはできません。
引用:厚生労働省
これが多いのか少ないのか、厳しいのか甘いのかは分かりませんが…、食品添加物の使用には、しっかりとした基準があるのは分かりますね!
そして、食品添加物には表示義務がありますので、コンプライアンスにうるさい今の社会で、大企業が添加物の使用を偽っている可能性はかなり低いと考えていいでしょう!
(ゼロではないですけどね…)
【添加物の表示義務】
原則として、食品に使用した添加物は、すべて表示しなくてはなりません。表示は、物質名で記載され、保存料、甘味料等の用途で使用したものについては、その用途名も併記しなければなりません。表示基準に合致しないものの販売等は禁止されています。
なお、食品に残存しないもの等については、表示が免除されています。
引用:厚生労働省
食品添加物の安全性について
当然ですが、食品添加物を使用する際には厳しい検査や安全基準をクリアする必要があります。
一消費者である我々には、専門的な実験データを見せられても良く分かりませんよね?
そんな時、分かりやすい指標になるのが一日摂取許容量「ADI」という基準です!
【食品添加物の安全評価】
食品添加物の安全性評価は、リスク評価機関である食品安全委員会が行います(食品健康影響評価)。具体的には、動物を用いた毒性試験結果等の科学的なデータに基づき、各食品添加物ごとに、健康への悪影響がないとされる「一日摂取許容量」(ADI)が設定されます。
引用:厚生労働省
ちょっと分かりにくいですね(笑)
「生涯、毎日その量を食べても健康上問題無い」
分かりやすく言うと、こういう基準です!
なお、こういった基準を作る段階で動物実験行っています。
動物を使った毒性試験においてなにも有害な作用が認められなかった用量の100分の1がADIの基準となります!
【安全係数】
動物実験のデータを用いてヒトへの毒性を推定する場合、通常、動物とヒトとの種の差として「10倍」、さらにヒトとヒトとの間の個体差として「10倍」の安全率を見込み、それらをかけ合わせた「100倍」を安全係数として用いています。不確実係数(UF:Uncertainty Factor)ともいいます。
引用:厚生労働省
100分の1がどれくらい安全かは分かりませんが…ひとまず安心出来そうな数値ではありますよね(笑)
少なくとも「コンビニ食=危ない」こういう認識は改めても良いのではないでしょうか!
「でもリスクがゼロでは無いんでしょ?」って言う人は、なんにも食べるもの無くなっちゃうと思うけどなぁ…
食品添加物の役割りは?
では食品添加物にはどういった役割があるんでしょうか?
- 食品の保存性を上げる
- 風味や見た目をよくする
- 栄養価を高める
- 食品の製造や加工に必要
など、簡単に分けるとこんな感じの役割りがあります。
食品の保存性を上げる
一般的にはこれが一番分かりやすく認識されている役割りだと思います。
食品中の微生物やカビの増殖を抑えたり、油の酸化による変質を防止したりすることが主な目的です。
分かりやすく言えば”食中毒を防止するため”です!
コンビニ弁当の多くは冷蔵・チルドの状態なので、冷凍食品ほどの長期保存は出来ません。
しかし、ある程度は日持ちさせられなければすぐに廃棄処分になってしまいますので、その為に添加物の使用は必須だと言えます。
- 保存料
- 酸化防止剤
- 防カビ剤
- PH調整剤 など
※添加物の詳細はコチラで確認出来ます。
味と見た目をよくする
着色料は誰でも一度は聞いたことがある添加物ですよね。
- 着色料
- 漂白剤
- 甘味料 など
食品の見た目って、美味しさを左右されてしまうほど重要です。
盛り付けや切り方などの形の美しさはもちろんのこと、食材の色や形も非常に重要な要素です!
つやつやの白いご飯は、それだけでご馳走に見えますよね?
添加物は、食品を美味しく味わうための適切な色を、着色するためにも使われます!
ちなみに、甘みや酸味、苦みなども添加物が使用されていたりしますが…知ってましたか?
えっ…聞いたこと無かったよ。
味付けまで添加物なら調味料とかも添加物になるってコト?
そうです!うま味調味料とか香料とかも添加物に入ります!
他にも、食品の加工中に失われた栄養分を補うために添加物を使用したりもするんです。
こうして見ていくと、添加物って我々の生活の至る所で使われているんですよね。
逆に…添加物が使われていない食材や料理の方がはるかに少ないんだと思います。
これだけ使われているならば、僕は逆に安心です(笑)
本当に危険なら、こんなに使わないでしょ?
もちろん、それでも心配だって方もいるでしょうけど。
コンビニ食が危険な理由は別にあった?
では、コンビニ食に危険はないのかというと…そういうことでは無いんですよね。
それには、添加物とは別の大きな理由が関わってきますし、むしろそっちの理由の方が厄介だったりするんです。
- カロリーが高い物が多い
- 脂質や糖質も多い
- 塩分の取り過ぎになりやすい
- 野菜や果物が不足する(ビタミン不足)
- たんぱく質やカルシウムが不足する
どうですかこれを見て?
高カロリー・高脂質・高糖質で塩分も摂り過ぎ…
普通にヤバいって思うでしょ?(笑)
こうやって改めてコンビニ食の危険性を並べられると、怖くて食べられなくなっちゃうな…。
僕は今でもよくコンビニを利用しますし、お弁当も買いますので、脅すつもりは全然ありません(笑)
最近はコンビニでもヘルシーな食べ物を扱い始めたりもしていますので、全部が全部悪いというわけではないです。
でも…全体的に見ると、やはり上の一覧に書いてあるリスクはあると言わざるを得ないですね。
コンビニ弁当を食べていて、「味が濃いなぁ」とか「揚げ物が重いなぁ」なんて感じることありませんか?
それってやっぱり、必要以上の塩分や糖分、カロリーなんかを摂取してしまっているからなんですよね。
胸焼けしたり、胃もたれしたり…体は正直に反応しちゃうんです。
だからと言って、コンビニを切れない人も沢山います。
一人暮らしで仕事が忙しいサラリーマンなんかは、コンビニで食いつないでるようなところ…ありますよね?
一人暮らしの野菜不足はそんなに深刻?それ簡単に解決出来ますよ!
コンビニ食と上手に付き合う為に
一人暮らしの人は特に、コンビニが無いと生活できない人って多いですよね?
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、それくらいコンビニは私たちの生活に深く入り込んでいるんです!
ズボラ飯で食事に変化を
でも、コンビニ食ばかりで生活していると、体調を崩したり、急に太りだしたりと、体にとってあまり良くないことも事実なんです。
じゃあどうするか?答えは簡単ですよね?
毎日コンビニ弁当ばかりの生活を止めればOK!
食事のほとんどをコンビニか外食で済ませてきた人は、せめて週2回は簡単な自炊をしてみることをお勧めします。
なにも難しいことをする必要は無いんです。
ご飯を炊いて、納豆と味噌汁それにお惣菜を1品加えれば、それだけで立派なズボラ飯の出来上がりです!
言われてみれば確かに、納豆と味噌汁とかって食べてないよな…。
なんか、そういわれると急に食べたくなってきた。
一人暮らしはズボラ飯に限る!徹底した時短・手抜きが正解です!
もう一つの方法
もう一つのおススメの方法は、宅配の冷凍弁当を利用することです!
コンビニ弁当の変わりを探しているのに、なんでまた弁当なの?
しかも宅配の冷凍弁当ってなに?
宅配弁当って言うと、高齢者用の介護食とかのイメージが強いでしょうか?
たしかにそういった物も多いですが、一人暮らしの方の生活にぴったりな冷凍弁当もあるんです!
例えば僕がメインで利用している「NOSH – ナッシュ」は、便利さもさることながら、美味しさと見た目も抜群に良いんです!
どうですか?美味しそうでしょ?
コレ、実際にかなり美味しいんですよ!ボリューム感もあるし。
これが冷凍されているって、ビックリしませんか?
ナッシュの評判と口コミは良すぎる?僕がホントのことを話します!
- 冷凍なので長期保管が可能
- 管理栄養士監修で栄養バランスの設計がバッチリ
- レンジでチンするだけの手間要らず
- コンビニ弁当と同程度の価格
- 肉・魚・野菜をバランスよく食べられる
- カロリーや脂質・糖質などが控えめになっている
- 買い物の頻度が減ることで、コンビニと距離が置ける!
ざっと説明するとこんな感じの内容が、宅配の冷凍弁当なんです!
箇条書きを見ただけでも、一人暮らしの食事にぴったりだと思いませんか?実際に僕は宅配冷凍弁当のヘビーユーザーです!
一人暮らしの生活の中で、今では一番手放せないアイテムになりました。
\冷凍弁当に関しては、別記事で詳しく書いてありますので、そちらを読んでみて下さい!/
僕自身も冷凍弁当を利用するようになってから、食事の悩みが消えました!
味が濃い・脂っぽい・カロリーが高い…こんな食事に飽き飽きして食傷気味になっていた僕の食生活は、冷凍弁当を利用することで変わりました!
一人暮らしをしている方は僕と同じように悩んでいる方も少なくないと思います。
食生活を変えたいならば、宅配冷凍弁当の利用は検討してみる価値はあると思いますよ!
結論:コンビニ食は危険ではないが、毎日はダメ!
最後にまとめておきますが、食品添加物による【コンビニ食=危険】という認識は捨てて良いと思います。
たしかに添加物はけっして体に良い物ではありませんが、その使用に関しては厳しく規制されています。
ですから、普通に使用する分には心配する必要はありません!
ただし、コンビニ食は家庭料理と比べた場合、はるかにカロリーや脂質、塩分などが多く入っております。
ですから、日常的に食べ続けると体調を崩したり、健診の結果が悪くなる可能性は高いです。
そういった意味での”危険性”がコンビニ食を食べ続けるとあり得るということは認識しておくべきです。
もう一度言います!
高カロリー・高脂質・高糖質・高塩分
そりゃ毎日食べたらヤバいでしょ(笑)
忙しい一人暮らしの会社員の方などには、コンビニは無くてはならないものですので、コンビニ食はやめた方が良いなんて言うつもりはありません。
毎日じゃなければいいんです!
上手に付き合っていけば、コンビニ食ほど便利な物はありませんよね!
ほとんど手間がかからない簡単な自炊や宅配冷凍弁当などを利用すれば、負担なく今の食生活を変えるコトだって可能です!
まずはそういった方法を一度、試してみるのも良いんじゃないでしょうか?